世界知的所有権機関(WIPO)が10月16日に発表した《2019年世界知的財産指標》によれば、2018年には、世界の特許、商標及び工業デザインの出願数が過去最高に達し、そのうち、アジアの特許、商標及び工業デザインの出願数が世界全体の3分の2以上を占めているそうだ。中国は、世界知的財産における多くの指標が世界をリードしており、世界的な知的財産需要の全体的な成長を促進し続けている。
この前、世界知的所有権機関が開催した記者会見で、「中国」というワードが発表方の紹介や記者からの質問で頻繁に使用された。この機関の事務総長の高銳とチーフエコノミストのフィンクは、中国の世界知的財産事業における顕著な地位を繰り返し言及した。高銳は、2018年、アジアは特許、商標、工業デザイン、及びその他の知的財産出願の数において他の地域を超え続けており、中国だけで世界の特許出願数のほぼ半分を占めており、インド著しい増加を取得しており、アジアはすでにグローバルな革新のハブとなっている、と言った。
報告は、中国の特許出願の数が世界をリードし続けていることを示している。2018年、中国の受理した特許出願が世界最大の件数を記録し、記録的な154万件に達し、世界全体の46.4%を占め、これは第2位から第11位の出願数の合計に相当する。中国に続いて、米国(59.7万件)、日本(31.4万件)、韓国(21万件)とヨーロッパ(17.4万件)であり、上記の上位5の受理した出願数が世界全体の85.3%を占めている。
報告は、アジアが世界の特許出願のハブであり、その世界の特許出願の最も活発な地域としての地位が強固されたと指摘した。2018年、アジアの受理した特許出願の数が世界全体の3分の2(66.8%)を占め、2008年の50.8%に比べて大幅に増加しており、これは主に中国の経済成長によるものである。北米の受理した特許出願の数は2018年の世界全体の5分の1(19%)に近い、ヨーロッパは10分の1(10.9%)をわずかに上回り,アフリカ、ラテンアメリカ、及びカリブ地域、並びにオセアニアは合わせて世界全体の3.3%を占めている。