中国国家知的財産権局が19日に発表した今年1−4月の特許出願統計データによると、今年1−4月の国内特許出願件数は前年同期比5.7%増の132万3000件となった。国外出願者の中国における特許出願件数は1.7%微減の6万件でほぼ横ばい。中国新聞網が伝えた。
今年1−4月の特許データを見ると、中国国内のマーケットエンティティは革新駆動を絶えず強化しており、発明・創造の活力に衰えがない。これは感染症によって中国の産業モデルチェンジ・高度化の発展傾向が変わらず、中国経済の長期にわたる好調及び高品質発展の基本面が変わらないことを示すものだ。国外からの中国での特許出願はほぼ安定し、中国市場の魅力に衰えがなく、外国企業が引き続き中国経済の今後に期待しており、中国市場の長期発展に自信を持っていることを十分に示している。
ハイテク企業は中堅勢力だ。中国国内企業の1−4月の特許出願件数は前年同期比8.1%増で、全国水準を2.3%上回った。うち2万9000社のハイテク企業が44.6%を占めた。ハイテク企業1社あたり発明特許出願件数は4.9件で、その他の企業を1.7件上回った。
1−4月の国内発明特許出願のうち、次世代情報技術産業が占める割合が前年同期比で1.8%上昇した。中国国内医薬品・医療企業の発明特許出願件数は8.4%増の9000件で、国全体の伸び率を9%上回った。
「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国の中国における特許出願件数は前年同期比3.8%増の1万件。月別に見ると、外国の中国における2月の特許出願件数は感染症の影響を受け、前年同月比で39.9%と大幅に減少した。3月は急速に回復し31.3%増で、4月は安定成長を実現し1.2%増だった。