最近、国際的に有名な知的財産組織Licensing Executives Society International – LESI（国際ライセンス貿易工作者協会）は、隆天の取締役、パートナーの徐擎紅博士を「Trade Secrets-China」（《中国営業秘密関連法規と実践》）について執筆するよう招かれ、この文章は、LESI傘下の専門誌であるles Nouvelles 2021年6月号に掲載された（「原文を読む」をクリックして文章を見る）。また、LESIは11月23日に、LESI pop-up classesシリーズの生放送授業で営業秘密の特別コースを設定し、米国、ブラジル、中国などの国の知的財産専門家を招いて授業と質疑応答を行った。徐擎紅博士は中国の知的財産専門家として唯一招かれた。
《中国営業秘密関連法規と実践》という文章で、徐擎紅博士は、中国営業秘密の保護に関する法律法規と営業秘密の濫用と戦うために権利者に提供される救済措置などの自国の実践を総括した。本文は中国における営業秘密の関連規定と司法実践について体系的、概況的に紹介し、このテーマを理解する必要がある各国の専門家に一定の参考価値を持っている。
「There is More to Trade Secrets than Signing NDAs」（営業秘密は秘密保持契約に署名するだけではない）をテーマとしたLESI pop-up classesシリーズ生放送コースの営業秘密の特別授業は11月23日に全世界で生放送された。
このコースは全部で2つのコーナーに分かれている。最初のコーナーでは、ホストのJennifer PierceがWTOとTRIPSにおける営業秘密に関する規定を整理し、米国、ブラジル、中国からの講師が自国の営業秘密制度について簡単に紹介した。
2番目のコーナーは、ディスカッションコーナーで、3つのディスカッションルーム（各20分）に分けられ、各ディスカッションルームのトピックは、中国と米国、米国とブラジル、ブラジルと中国の2か国に対応しており、各講師は、対応する時間帯に参加者とその国のみんなが興味を持っている営業秘密のトピックについて話し合った。
今回のLESI営業秘密の生放送授業は、形式が斬新で、内容が豊富で、世界各地の知的財産の役人、弁護士、企業法務、学者、専門家など数百人の参加者から好評を得た。
徐擎紅博士の紹介：
徐擎紅 博士
パートナー、取締役、米国登録弁護士、米国弁理士
特許代理、意匠、及び、商標出願、特許無効審判、訴訟、技術ライセンス、譲渡、企業の知的財産戦略などの知財業務の全般を得意とし、また国家食品薬品監督管理局の薬品の審査・許可過程における法律法規方面のアドバイスをクライアントに提供し、ライフサイエンス関連分野の大部、及び部分の機械、電子などの技術分野における豊富な知財サービス経験を持っている。現在は、ニューヨーク州及びニュージャージー州裁判所の登録弁護士、米国特許商標庁の登録弁理士である。徐擎紅博士は現在、国際ライセンス協会（LESI）特許および技術ライセンス委員会（2019～現在）の副主席であり、最高人民法院知的財産ケース基地専門家、AIPPI中国分会知的財産とグリーン科学技術専門委員会委員であり、長年連続してMIP IP Star、中国IPトップ専門家100强（Asia IP）に選ばれた。
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