2021年12月14日、日本LES協会は、中国の知的財産最新のホットトピックに関するセミナーを開催した。隆天の副会長である向勇博士、日本オフィスの代表である陳林博士は、日本LES協会の招待を受け入れ、ゲストスピーカーとして3時間の基調講演を行った。
疫病の原因を考慮して、今回のセミナーはオンライン形式で行われ、日本全国から多くのLES会員と非会員が熱心に会議に参加した。
今回のセミナーは2つの部分に分けて行われた。
第一部は向勇博士が発表を担当し、中国の知的財産現状、専利法などの知的財産関連法の改正、関連司法解釈および中共中央、国務院が2021年9月22日に発行した《知的財産強国建設綱要(2021~2035年)》を重点的に紹介し、複数の典型的な案例と結び付けて、特許出願、特許訴訟、特許紛争の行政裁決方法、懲罰性賠償制度に関する最新の司法解釈、《人民法院オンライン訴訟規則》などについて詳しく解説し説明した。
第二部は陳林博士が発表を担当し、中国特許無効審判の実情、特許無効審判への対策および中国人工知能に関する特許出願状況と国家政策について詳しく紹介し、最新の審査指南における人工知能技術の授権審査に関する規定に基づいて、人工知能の具体的な訴訟案例と結び付けて、特許授権を取得し、効果的に保護を取得する方法、特に中国が人工知能技術の面で顕著な進展を得て、どのように知的財産の面で中日間の協力を強化するかなどの面で提案的な意見を提出した。
最後の質問コーナーでは、向勇博士と陳林博士が参加者の提出した多くの具体的な問題について、辛抱強く詳しく回答し、深く検討し、LES協会と参加者の十分な肯定をえた。また、LES協会は隆天が入念に準備した会議資料を特に高く評価した。
日本LES協会(Licensing Executives Society Japan)は、日本知的財産従業員からなる超大型団体組織で、現在1万人以上の正式会員を有し、主に企業の上級管職、具体的な実務責任者、弁理士、弁護士が含まれている。