近日、世界的に有名な知的財産権メディアである『世界商標評論』（World Trademark Review、WTRと略す）は世界の商標法律サービス機構の専門的表現、クライアント様の推薦、サービスの品質など総合的な要素に基づいて、「2023年度WTR 1000グローバル商標分野のリーディング事務所」ランキングを選出し、発表した。隆天は一流品質の知的財産権サービスによって、9年連続で同世界トップ商標事務所のランキングに選ばれた。

 

隆天知識産権のパートナー、商標・著作権部部長、シニア商標弁理士である吳滌、隆天知識産権のパートナー、弁護士、シニア商標弁理士である隋萍、隆天知識産権のパートナー、弁護士、シニア商標弁理士である尹渤亜三人は「商標権利確認および戦略」分野の傑出した個人に選ばれた。

 

傑出個人紹介

 

吳滌は商標異議申立、商標無効宣告、商標行政訴訟、商標出願及び企業商標ブランディング戦略のポートフォリオと分析、商標権利取得・確認・保護などの分野を得意とし、特に商標分野における複雑で、難しい行政や訴訟案件に対して極めて高い業務水準を持っている。彼女が取り扱った複数の案件は業界で重大な影響をもたらしている。2005年から国内外多数の世界トップ500企業の多様な商標案件数万件を代理しており、担当した案件は何度も中華商標協会の優秀案例に評価された。彼女が代理した「京瓷」商標に関する異議申立復審行政訴訟案件は司法ルートで商標権利者の商標を馳名商標と認定させられた。また、彼女が担当した日本クライアント様の商標権利侵害及び不正競争紛争案件において、300万元の賠償を得た。

 

隋萍は中国の法律体系を熟知し、中国での各種の商標行政権利取得と権利有効化確定業務、並びに商標行政訴訟、行政摘発、権利侵害訴訟、権利侵害苦情上申、法律文書の作成などの業務を得意とし、当事者に中国での商標保護の全面的・専門的な解決策を提供でき、税関登録、ドメイン、著作権などの知的財産権関連分野で専門的な法律アドバイスとサービスを提供できる。2010年以来、数多くの国内外の企業の万件あまりの複雑な商標紛争事件を代理しており、多くの商標紛争及び商標行政苦情上申と訴訟案件においてクライアント様の利益をよく守った。以下は部分的優秀なケースであり、そのうち、2016年に代理した「HALE BOB商標異議申立案件」は、中華商標協会により「2015～2016優秀商標代理案件」に選ばれ、2016年に参与した「米国百貨店のメイシーズに関わるmacys.cn、macys.com.cnドメイン名権利紛争案件」は、北京知的財産権法院により2016年の代表的案件に選ばれ、米国メイシーズのために2つの.cnドメイン名を取り戻すことに成功し、行政摘発を通じて米国メイシーズの権利と利益を侵害する不正競争行為を打撃した。2018年に代理した「CHARTER CLUB商標権取消復審行政訴訟案件」は、中華商標協会により「2017～2018優秀商標代理案件」に選ばれた。2017年から現在に至るまで、カナダの服装ブランドのクライアント様を代理して、税関差止により侵害の疑いがある商品を押収と処分することに成功し、競争相手に強力な打撃を与えた。2019年に参与したスペインの母子ブランドと中国企業との間の商標権侵害及び不正競争紛争案件では、300万元の全額賠償の訴求に法院の支持を獲得することに成功した。

 

尹渤亜は商標異議申立、無効審判、行政訴訟、侵害訴訟、及び侵害と偽造打撃案件などを含む各種の商標行政及び民事案件の処理を得意としている。また、国内企業の海外知的財産権の維持を支援している。千件余りの商標案件を代理しており、医薬、化学工業、食品、衣料品、化粧品、雑誌、映画とテレビメディア、及び国際ホテルなどの分野を含む、多くの国際的に有名な企業を代表して有名な商標の認定と影響力のある商標行政案件を成功的に遂行した。例えば、2015年に代理した「stella」商標拒絶査定復審行政訴訟は中華商標協会より優秀案例に評価され、2016年に株式会社森本製作所を代理して、同会社の作品が公有分野の要素に関与しているが、先行著作権を保有していることを最高人民法院に認めさせることに成功した。また、勝訴した商標訴訟案件には、先行企業の名称権、商標の希釈化、先行登録、商標の顕著性及び欺瞞的条項に関わる案件も含む。

 

 WTR からの隆天への評価

 

業界をリードする有名な中国事務所として、隆天は一流品質の知的財産権サービスでクライアント様の信頼を勝ち取り、知的財産権分野で信頼できるパートナーとなっている。隆天は、終始一貫してクライアント様の利益を第一に考え、クライアント様に最高のサービスを提供し、クライアント様を満足すると同時に自己達成することを追求し続けている。

 

WTR 1000について

 

World Trademark Review 1000（WTR 1000と略す）は、The IP Media Groupにより出版され、世界的な商標分野における権威ある出版物として認められ、毎年、総合実力などの専門的指標を通じて、世界で約100の司法管轄区の主流の商標法律サービス機構及び弁護士個人に対して詳細な調査と専門的評価を行い、世界中の多くの商標実務者や企業の知的財産戦略制定者に参考を提供し、商標業界における最も重要な専門的評価指標の一つとなっている。