発表時間:2023-09-09 16:49 出所:人民網日本語版
2022年の中国新エネバス生産・販売は世界の95%に
「新エネルギーバス」は「メイド・イン・チャイナ」の優れた代表選手だ。今月7日に河南省鄭州市で開催された2023年公共交通産業発展フォーラムで、2022年に中国の新エネバスは生産・販売共に世界の95%を占め、輸出台数は前年同期比140%増の7000台を超えたことが明らかになった。
現在、中国の新エネバス保有台数は54万2600台で、路線は1000万キロメートルを超え、輸送した乗客は累計延べ5000億人以上に達した。中国公共交通における新エネルギー浸透率は21年の10.8%から22年の98.8%に上昇した。
中国の新エネバスは技術的に世界トップクラスにあり、新エネ車関連特許の公開件数は世界の70%を占める。運営状況を見ると、新エネバスは中国の新エネ車普及応用の「パイオニア」として、この10年間で商用化応用段階から市場・企業による公共分野・民間分野全域運営段階へと移った。省エネについては、都市交通が低炭素の持続可能な発展を実現し、二酸化炭素(CO2)排出量が70%減少した。10年サイクルで計算すると、新エネバス1台あたりの総コストは従来のガソリン車より20%以上少ないという。
業界関係者は、「中国は今後も先発優位性をしっかりと保って、新エネ車と関連産業チェーンのデジタル化・高度化を加速させ、公共分野の自動車利用が全面的な電動化を実現するよう推進し、都市の持続可能な発展により一層寄与していくべきだ」との見方を示した。